東証10時 軟調、決算控え持ち高調整売り
18日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は軟調に推移し、前日比270円程度安い2万1100円台後半での値動きとなっている。前日の米株安や外国為替市場での円高基調を嫌気した売りが続いている。米国で決算発表後に株価が乱高下する銘柄が目立っており、国内企業の4~6月期決算発表を前に、いったん持ち高を調整する目的の売りが出やすくなっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5226億円と前日までに続き低水準。売買高は3億2006万株。
原油安を受けJXTGなど石油関連株の下落が目立つ。三菱重やコマツも軟調だ。JR東海や東ガスといった内需・ディフェンシブ株にも幅広く売りが出ている。半面、菱地所やヤマトHDがしっかり。スクリンやファストリも上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕