東証10時 下げ渋る、値がさ株の上昇が支え
17日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋っている。前週末比50円安の2万1070円近辺で推移している。半導体関連の下げが引き続き重荷だが、外国為替市場で円が対ドルでやや安くなっているのを受け、日本株を売り急ぐ投資家は少ない。きょうの香港ハンセン指数の動きに対する様子見ムードも広がっているようだ。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4782億円、売買高は2億8603万株だった。
東エレク、ファナック、オムロンが安い。一方、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)といった値がさ株の一角が堅調だ。ソニーは上げ幅を拡大している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕