東証10時 じり高、上げ幅一時170円超 米NEC委員長発言・円高一服で
15日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はじり高の展開。足元では2万3300円近辺で推移し、上げ幅は一時、170円を超す場面もある。米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が日本時間15日朝、米中協議の合意について「近づいている」などと発言したと米メディアが伝えた。海外投資家による断続的な先物買いが入り、現物株を支えている。
円相場も朝方の円高・ドル安が一服しており、投資家に買い安心感をもたらしている。10時現在の東証1部の売買代金は概算で6380億円、売買高は4億3253万株だった。
電通や日本郵政が高く、武田や大塚HDが上昇。テルモやオリンパスも堅調に推移している。一方、鹿島や資生堂が下落。東海カや昭電工、日産自が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕