東証10時 高値圏で推移 景気敏感株に買い、ソフトバンクG大幅安
24日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏で膠着している。前日比120円ほど高い2万2750円近辺で推移している。外国為替市場で円相場が1ドル=108円台後半の円安水準で安定するなか、景気敏感株への買いが続いている。「米キャタピラーの決算内容が低調だったものの底入れする見通しを示し同社株が上昇したため、東京市場でも業績底入れを期待した買いが入っている」(国内証券の株式トレーダー)との声が出ている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5587億円、売買高は4億696万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1102、値下がりは906、変わらずは145だった。
DMG森精機やヤマトHD、スクエニHDが高い。ピジョンや日立建機、SUMCOも上昇している。一方、ソフトバンクグループは下落し1月下旬以来の安値を付けた。ジャフコや帝人、日立ハイテクが下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕