東証10時 小幅安 買い先行も短期筋が売り
11日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小幅安。前日比40円ほど安い2万3300円台後半で推移している。外国為替相場で円・ドルが安定推移していることを背景に買い優勢で始まったが、戻ったところで海外の短期筋が利益確定の売りを出し下げに転じた。
市場からは「日本株は年初来高値圏を推移しており、(米国の対中制裁関税「第4弾」の全面発動期限である)15日にかけて重要イベントが相次ぐため、戻ったところでは利益確定売りが出やすくなる」(国内証券ストラテジスト)との見方があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で5474億円、売買高は3億4720万株だった。
エーザイやアステラス、花王が安い。ファナックやキッコマンも売られている。一方、東エレクやKDDI、丸井Gは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕