東証寄り付き 小幅続伸、円安で輸出関連に買い 景気不透明感で上値限定
22日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸して始まった。前日に比べ20円ほど高い2万0740円近辺で推移している。円相場が1ドル=109円後半と円安方向に振れており、輸出関連株の一部に買いが先行した。だが、国際通貨基金(IMF)が21日に2019年の世界経済の成長率予測を下方修正するなど、景気先行きの不透明感が改めて意識されており、相場の上値を追う動きは限られている。
21日は米国がキング牧師誕生日の祝日で休場だった。東京市場でも取引に参加する海外投資家が少なく、全体的に動意が乏しい。
エーザイや武田、小野薬が上昇している。ダイキンやソフトバンクG、東ガスも高い。一方、T&Dや第一生命HD、ソニーは下落。ファストリとファナック、東エレクも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕