外為17時 円、続落し109円台後半 対ユーロも続落
24日の東京外国為替市場で円相場は続落した。17時時点は1ドル=109円69~70銭と、前日の同時点に比べ8銭の円安・ドル高だった。日経平均株価の下げ渋りやアジア株式相場の上昇を背景に、円売り・ドル買いがやや優勢となった。午後に対ユーロや対豪ドルで米ドル買いが強まり、対円の米ドル買いに波及した面もあった。
9~17時の円の安値は1ドル=109円74銭近辺、高値は109円44銭近辺で値幅は30銭程度だった。
円は対ユーロで続落した。17時時点は1ユーロ=124円74~75銭と、前日17時時点に比べ18銭の円安・ユーロ高だった。24日の欧州中央銀行(ECB)理事会を前に持ち高調整を目的とした円売り・ユーロ買いも入った。
ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1372ドル近辺と、前日17時時点に比べ0.0008ドルのユーロ高・ドル安だった。ユーロは午前に1ユーロ=1.1391ドル近辺まで上昇する場面もあったが、その後はユーロ売り・米ドル買いが増えて伸び悩んだ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕