外為10時 円、106円台後半に伸び悩み 中値決済「ドル不足」
14日午前の東京外国為替市場で円相場は伸び悩んでいる。10時時点は前日13日の17時時点に比べ30銭円高・ドル安の1ドル=106円67~70銭だった。日経平均株価が底堅く推移し、朝方に株安前提で円の買い持ちを積みあげていた市場参加者が円売りに傾いた。10時前の中値決済に向けてはドルが不足したもようで、国内輸入企業の円売り・ドル買い注文が増えた。
円の対ユーロ相場は下げ幅を広げた、10時時点は1ユーロ=132円21~24銭と、同44銭の円安・ユーロ高だった。対ドルの円売りが円売り・ユーロ買いに波及した。
ユーロの対ドル相場は高値圏でもみ合っている。10時時点は1ユーロ=1.2393~96ドルと、前日17時時点に比べ0.0075ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕