NY債券、長期債反発 10年債利回り2.96%、卸売物価指数の低下で
【NQNニューヨーク=滝口朋史】12日のニューヨーク債券市場で長期債相場は小幅に反発した。長期金利の指標となる表面利率2.875%の10年物国債利回りは前日の終値に比べ0.01%低い(価格は高い)2.96%と、この日の最高水準で終えた。8月の卸売物価指数(PPI)が低下し、物価上昇に対する警戒感が和らいだ。入札や経済指標を見極めたいとの雰囲気も根強く、買い一巡後は伸び悩んだ。
米労働省が朝方に発表...
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