NY債券、長期債反発 10年債利回り2.93%、米通商政策の先行きを警戒
【NQNニューヨーク=滝口朋史】10日のニューヨーク債券市場で長期債相場は小幅に反発した。長期金利の指標となる表面利率2.875%の10年物国債利回りは前週末の終値に比べ0.01%低い(価格は高い)2.93%とこの日の最低水準で終えた。米通商政策の先行き不透明感が根強く、安全資産とされる米国債が買われた。11日から相次ぐ米国債入札を控えて上値は重く、相場の方向感は乏しかった。
米国は中国からの20...
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