イラン大統領選19日投票 接戦、外交・経済の分岐点
【テヘラン=岐部秀光】2015年の核合意に伴い国際社会への復帰が期待されるイランで19日、大統領選が行われる。穏健派の現職ロウハニ大統領(68)と事実上の候補一本化を果たした反米保守強硬派のライシ前検事総長(56)が競り、接戦のまま投票に突入する。争点は核合意が代表する国際協調路線の是非と経済立て直しの方策だ。米国が17日に示した核合意に基づく制裁解除の継続が投票に与える影響も焦点となる。
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