米ゴールドマン、共同社長兼COOに2人指名 コーン氏後任
【ニューヨーク=山下晃】米ゴールドマン・サックスは14日、投資銀行部門責任者のデービッド・ソロモン氏(54)と最高財務責任者(CFO)のハービー・シュワルツ氏(52)の2人を共同社長兼最高執行責任者(COO)に指名すると発表した。トランプ次期米政権入りするゲーリー・コーン社長兼COO(56)の後任で、将来の最高経営責任者(CEO)候補となる。
2017年1月1日付でソロモン、シュワルツの両氏はロイド・ブランクファインCEO(62)に次ぐゴールドマンでナンバー2の座を引き継ぐ。ブランクファイン氏はCEO就任からすでに10年が経過しており、後継争いが2人に絞られたとみられる。CFOには最高情報責任者(CIO)のマーティー・チャベス氏(52)が就く。