70年談話「反省」継承を 村山元首相ら勉強会発足
村山富市元首相や村上正邦元労相ら元国会議員を含む有志が11日、自民党の「1強多弱」の政治状況を憂える勉強会「さとやま・草莽(そうもう)の会」を発足させ、都内で初会合を開いた。安倍晋三首相が今夏に出す戦後70年談話をめぐり、「植民地支配と侵略への反省」を明記した戦後50年の村山談話の継承を求める声が相次いだ。
初会合には村山、村上両氏のほか、山崎拓元自民党副総裁や矢野絢也元公明党委員長ら約10人が出席した。呼び掛け人には鳩山由紀夫元首相も名を連ねている。〔共同〕