TPP、交渉加速へ農林族起用 改造内閣の難題
「関税は難しい問題が残っているが早期合意できるよう農水省も一緒になって取り組む」
西川公也新農相は難航する環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉打開を迫られる。同氏は自民党農林族の幹部で党のTPP対策委員長も務めてきた。米通商代表部(USTR)のフロマン代表ら各国のTPP担当閣僚とも会合を重ねて人脈を培っており、年内の大筋合意を目指して交渉が加速する可能性もある。
TPPで最大の焦点は、日本と米国...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り340文字