コカ・コーラ東西、経営統合を発表 統合効果3年で200億円
コカ・コーラウエスト(2579)とコカ・コーライーストジャパン(2580)は30日、2017年4月1日に経営統合すると発表した。清涼飲料業界の競争が激化するなか、顧客基盤や生産効率化のノウハウを持ち寄って収益力の強化を目指す。
新会社の名称はコカ・コーラボトラーズジャパンで、コカウエストの吉松民雄社長が社長に就く。コスト削減などの統合効果は3年間で200億円(税引き前利益ベース)を見込む。
統合は株式交換方式で実施。コカイースト1株に対し、存続会社であるコカウエスト0.75株を割り当てる。コカイースト株は17年3月末に上場廃止となる見込み。
コカウエストの吉松社長とコカイーストのカリン・ドラガン社長は午後5時から、都内で経営統合について記者会見する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕