8月の建機出荷、22カ月連続増加 輸出好調続く
日本建設機械工業会が27日発表した8月の建設機械出荷額は、前年同月比14%増の2159億円と、22カ月連続で前年の実績を上回った。前月に引き続き、鉱山開発などの資源やインフラ建設向けに輸出が好調だった。
輸出は38%増の1436億円だった。インフラ建設が好調な北米が特に好調だった。油圧ショベルやトラクタ、補給部品などが伸びた。
地域別では全9地域の内、中近東を除く8地域で増加した。
国内は15%減の722億円だった。トラクタや油圧ショベルは昨年の排ガス規制強化による駆け込み需要の反動減が続いている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕