NECの前期、純利益13%減に上方修正 ITシステムなど想定上回る
NECは24日、前期(2019年3月期)の連結純利益(国際会計基準)が前の期比13%減の400億円になったと発表した。従来予想(46%減の250億円)から上方修正した。ITシステムの販売などが想定を上回ったほか、M&A(合併・買収)に関連した資金調達費用も想定ほどかからなかった。
売上高にあたる売上収益は2%増の2兆9100億円、営業利益は9%減の580億円と、それぞれ800億円、80億円上方修正した。製造業や金融機関、通信事業者向けのITシステムやサービスの需要が想定を上回り、利益も改善した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕