12月のコンビニ売上高、2カ月連続増 18年通年は2年ぶり増
日本フランチャイズチェーン協会(東京・港)が21日発表した2018年12月のコンビニエンスストアの既存店売上高(速報値)は、前年同月比1.2%増の8741億円だった。クリスマス需要などが堅調で、2カ月連続で前年を上回った。
客数は他業態との競争激化などが影響し1.1%減と2カ月連続のマイナスだったものの、客単価は2.3%上昇し2カ月連続で前年を上回った。
品目別ではおにぎりや総菜のほかクリスマスケーキやチキンも含む「日配食品」が0.1%増えた。チケット販売が好調で「サービス」は11.2%増だった。一方で飲料やアイスクリームを含む「加工食品」は1.8%減った。
あわせて公表した18年通年の既存店売上高は前年比0.6%増の9兆7244億円と2年ぶりに増加した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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