日銀株、34年ぶり上場来安値 しぼむ金融政策期待
ジャスダック市場に上場する「日銀株」が下落している。21日に一時3万300円を付け、1985年10月以来、およそ34年3カ月ぶりに上場来安値を更新した。2018年5月から一本調子で下げており、バブル崩壊後の高値が接近する日経平均株価の動きと対照的だ。株式市場では、日銀の金融政策に対する注目度が低下している象徴との受け止めが多い。
「日銀株」といっても、一般的な上場企業の株式とは性格が違う。出資証...
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