株、総悲観は行き過ぎ? 景気対策期待で始まる修正
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前日比79円高の2万0642円で終えた。米国発の貿易戦争が世界景気に影を落とすなか、ここに来て浮上し始めたのが景気対策だ。中国やドイツ、タイをはじめ、相対的に景気が堅調な米国でもにわかに議論が活発になっている。景気刺激策が講じられれば、米中が歩み寄らなくても世界景気は腰折れしない――。そんなシナリオを見据え、投資家は動き始めた。
「これまでの総悲...
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