株一時安値、「景気減速下の引き締め」に揺れる 海運・半導体総崩れ
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、3月に付けた年初来安値(2万0617円)を一時下回った。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を受けて世界の景気減速と米国の金融引き締めが同時に進むとの警戒感が浮上。株式市場にとって最悪の組み合わせで、半導体や機械、金融など景気敏感株が総崩れとなった。
日経平均の前引けは前日比356円安の2万0631円。2万0600円を割り込む場面...
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