株、成長投資なき上昇の危うさ 自社株買いは増、本業の積極化はいつ
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は前週末比63円高の2万3366円で午前の取引を終えた。米中貿易交渉が進展するという楽観的なムードが根強い一方、高値圏にある銘柄を中心に利益確定売りが出た。もっとも一巡した主要企業の決算を集計すると、将来への成長投資は減っている実情が見えてくる。短期的に相次ぐ自社株買いの発表で上昇する銘柄はあっても、来期以降の企業業績がV字回復シナリオを描いている投資家にと...
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