株、閑散相場が示すリスク 製造業の下方修正に現実味
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら続伸した。前週末比19円高の2万1136円で終えた。大規模デモに揺れた香港の株式相場が大きく上げたことで投資家心理がやや改善。ファストリなど値がさ株への買いが日経平均を押し上げる一方、東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落するなど、相場全体は方向感に欠けた。相場の膠着状態が続く裏で製造業の業績は回復の兆しがみえず、下振れを警戒する声が着々と増えて...
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