株、値下がり6割のいびつな反発 内需逃避は一段安への備えか
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前週末比162円高の2万1536円だった。ただ、前週末に400円あまり下げた反動の先物買い、値ごろ感が出ていた銘柄の自律反発が中心で、本格的な底入れの気配は乏しい。世界的な景気減速懸念が投資家心理に深い影を落とすなか、東証1部の値下がり銘柄数は全体の約6割に達した。いびつな反発を冷ややかにみる市場関係者も多い。
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