NY株ハイライト かかりが悪い決算エンジン 摩擦懸念の根深さ映す
【NQNニューヨーク=戸部実華】16日のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比23ドル安の2万7335ドルで終えた。本格化した米主要企業の決算発表で、先陣を切った金融大手は軒並み市場予想を上回ったが、投資家の反応はいまひとつだった。経営陣から貿易摩擦などの「不確実性」に対する懸念が相次ぎ、年後半の業績不安を払拭できなかったためだ。
16日朝に2019年4~6月期決算を発表した金融大手の...
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