HFTが日本株で大稼ぎ? 外国人、巨額売りの断面
日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一
海外勢は日本株の売買シェアの7割を握るが、現在はその多くをコンピューターによる高速売買専業のHFT(ハイ・フリークエンシー・トレーディング)と呼ばれる取引業者による短期値幅取りが占める。HFTの台頭は市場に流動性を供給する半面、瞬間的な株価の急変動(フラッシュ・クラッシュ)が頻発するという副作用も指摘され、市場関係者は警戒している。
「なぜ外国人投資家がこれほど売るのか正直、よく分からない」。あ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1481文字
関連企業・業界