同友会代表幹事、日米通商交渉「TPPの水準が限度」
経済同友会の小林喜光代表幹事は16日午後の会見で、15日午後(日本時間16日午前)に始まった日米の物品貿易協定(TAG)交渉に関し「包括的に進めたうえで、(農産品などの関税撤廃について)環太平洋経済連携協定(TPP)で認めた水準が限度という方向性でやっていってもらいたい」と要望を述べた。
4月で同友会の代表幹事の任期満了となる小林氏は「人類の経験したことのない大変革期のなかで4年間の任期を過ごした。平成の時代は経済的に平らになったが、今後どうやってもう一度首をもたげていくか経営者の責任は重い」と感想を述べた。
次期代表幹事は、26日の総会を経てSOMPOホールディングス(8630)の桜田謙悟社長が就任する。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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