株、一本釣り相場の様相 米中署名で「厚底」終わる?
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比34円高の2万3950円で前場を終えた。下げに転じる場面もあった。米中両国が貿易交渉の「第1段階」の合意に署名したが、上値を追う雰囲気には乏しい。投資家は個別株の選別をすすめ、一本釣り相場の様相となっている。
「政治的には大イベントだが、市場は完全に織り込んでいる」。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは、米中の署名を...
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