株、相場支える海外勢の打診買い 中国「株価対策」に思惑
日本株が底堅さを増している。15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。中国の景気減速懸念から下げて始まったものの、午前は前週末比184円(0.91%)高の2万0544円で終えた。昨年12月の中国貿易統計を材料視した売りの勢いは続かず、海外勢の買いが優勢となった。投資家が打診買いに動いている背景の1つには、中国当局が本格的な「株価対策」に乗り出すとの思惑があるようだ。
午前はファナックなど...
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