東洋の前期、最終赤字24億円 速報値、手数料減少や特損響く
東洋証券(8614)は15日、前期(2019年3月期)の連結最終損益(速報値)が24億円の赤字(前の期は18億円の黒字)になったと発表した。米中貿易摩擦などによる市場環境の変化で手数料収入が落ち込んだほか、トレーディング損益が悪化した。基幹システムの移行に伴う一時費用を特別損失に計上したことも響いた。
売上高にあたる営業収益は前の期比33%減の105億円、営業損益は19億円の赤字(前の期は22億円の黒字)だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕