株、驚きの関税先送りに投資家踊らず 際立つ景気減速懸念
14日午前の日経平均株価は前日比129円高の2万0584円で終えた。米通商代表部(USTR)がほぼ全ての中国製品に制裁関税を広げる「第4弾」について、一部品目の発動を9月から12月に先送りすると電撃的に表明し、米中対立への警戒感がやや和らいだ。しかし、朝高後はじりじりと伸び悩む展開。米中の貿易摩擦が本格的に緩和されると予想する向きは少なく、上値を追って買いを入れる投資家の乏しさが際立った。
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