東芝、上場3子会社の完全子会社化を発表 TOBで
東芝(2部、6502)は13日、上場する子会社3社の完全子会社化を発表した。親子上場の解消でコーポレートガバナンス(企業統治)の向上を目指す。
東芝は発電設備の東芝プラントシステム(1983)に対して完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施する。買い付け予定株数の下限は1636万6744株。買い付け価格は1株2670円で、買い付け期間は14日から12月25日。
東芝子会社の東芝デバイス&ストレージは半導体製造装置のニューフレアテクノロジー(6256)株をTOBを通じて取得し、完全子会社化を目指す。買い付け予定株数の下限は163万3700株。買い付け価格は1株1万1900円で、買い付け期間は14日から12月25日まで。
東芝子会社の東芝インフラシステムズは船舶や産業向けの電機システムを手掛ける西芝電機(6591)のTOBを実施し、完全子会社化を目指す。買い付け予定株数の下限は478万6615株、買い付け価格は1株240円、買い付け期間は11月14日から12月25日。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕