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スクエニHDの前期、純利益28%減 新作ゲーム投入の費用増で

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スクウェア・エニックス・ホールディングスが13日発表した前期(2019年3月期)の連結決算で、純利益は前の期比28%減の184億円だった。主力のデジタルエンタテインメント事業で、家庭用ゲーム機向けソフトの新作タイトル投入に伴う費用増が利益を押し下げた。スマートフォンなど向けは新作タイトルの売り上げが振るわなかった。

売上高は8%増の2710億円だった。家庭用ゲーム機向けソフトの販売は好調だったほか、アミューズメント施設向け機器の新作も売り上げ増に寄与した。一方、費用増などで営業利益は36%減の245億円だった。

今期(20年3月期)の純利益は前期比9%減の168億円となる見通し。「新作ゲームソフトの投入に向け、引き続き費用が先行する」(IR担当者)という。売上高は微減の2700億円を見込む。

前期の期末配当は37円とした。年間配当は47円で、53円を見込んでいた従来予想から6円引き下げた。今期の年間配当は前期に比べ4円少ない43円を予想する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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