株、「1ドル=105円」が消す割安感
連休明け13日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落した。一時2万0300円台半ばまで水準を切り下げ、連休前9日と比べて300円あまり下落した。米中貿易摩擦に加え、香港で長引く大規模デモや大統領選を巡るアルゼンチン市場の混乱など地政学リスクがくすぶり、投資家心理を冷やした。リスク回避ムードが市場を取り巻くなか、急速に進む円高・ドル安も日本株の割安感を打ち消し、投資家の押し目買いを鈍らせている。...
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