上海株寄り付き 続落、貿易摩擦を警戒 アジア300も安い
【NQN香港=林千夏】12日の中国・上海株式相場は続落している。上海総合指数は前日比5.0557ポイント(0.18%)安の2659.7440で始まった。米中貿易摩擦の激化による中国景気の下振れリスクへの懸念が根強く、銀行や素材株などを中心に売りが先行した。
人民元の対ドル相場への先安観が強まっており、空運株が売られている。鉄鋼や石炭株も安い。半面、軍需株や石油、インフラ関連株が買われている。
深...
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