米助言会社、野村の永井CEO再任に反対推奨 古賀会長も
野村ホールディングス(8604)が24日に開催予定の定時株主総会での取締役選任議案について、米議決権助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)が野村の株主に対し、永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)の取締役再任に反対するよう推奨していたことが12日、わかった。ISSは永井氏について「情報漏洩により金融庁から業務改善命令を受けたことの責任をとるべきだ」としている。
ISSが顧客の投資家に送った資料で判明した。永井CEOのほか、会長の古賀信行氏と社外取締役で監査委員の園マリ氏の計3人の再任に反対を推奨している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕