ファストリ株、韓国不買だけでない悩み 本丸脅かす「暖冬」と「ワークマン」
10日の東京株式市場でファストリ株が反落した。韓国や香港事業の不振を理由に、前日に2020年8月期通期の連結純利益(国際会計基準)予想を引き下げた。ただ、積極的なグローバル展開を下支えする「屋台骨」の国内事業も、暖冬やライバルのワークマンへの顧客シフトなどで、環境は一段と厳しい。「内憂外患」の様相に投資家の慎重姿勢が強まった。
ファストリ株は一時、前日比2060円(3.2%)安の6万1700円ま...
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