株、下期回復頼みに募る不信 マネーは機械より情報・通信へ
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落した。前日比35円安の2万1529円で終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えて前日終値を挟んだ小幅な動きとなるなか、設備投資関連株の下げが重荷となった。今月下旬には2019年4~6月期決算の発表が本格化するが、下期にかけた業績回復シナリオに投資家は不信を募らせているためだ。投資家のマネーは下期頼みの傾向が強い機械など外需株よりも...
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