株、再び下降基調入りか 25日移動平均割れ、頼りは堅調な内需株
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比337円安の2万0413円で終えた。1月中旬からの上昇基調のあいだ、下値支持線として機能していた25日移動平均を約3週間ぶりに下回り「相場は再び下落トレンドに入る」との見方も出始めた。米中協議の不透明感や欧州経済の減速懸念など海外発の懸念材料が積み重なるなか、投資家にわずかな安心感を与えているのは堅調な国内消費に支えられた食品や外食などの内需株だ。
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