パイオニア社長、香港ファンド支援「会社再生のため最善の選択」
パイオニア(6773)の森谷浩一社長は7日、香港拠点の投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアから総額1020億円の支援を受けるスポンサー契約に合意し、都内で記者会見した。ベアリングの完全子会社になり上場廃止となることについて、森谷社長は「会社再生と企業継続のためにはこの選択が最善だった」と述べた。
ベアリングのジォーン・エリック・サラタ最高経営責任者(CEO)は再上場を含むエグジット(投資回収)について、「エグジットは何年も先の話で現時点では検討していない。現在は財務の健全化と会社の再生に100%集中する」と話した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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