FRB、パウエル新議長が宣誓 雇用改善と物価安定に決意
【NQNニューヨーク=横内理恵】米連邦準備理事会(FRB)の新議長ジェローム・パウエル氏が5日、FRBで就任宣誓式に臨み、正式にFRB議長に就任した。任期は2022年までの4年間。
宣誓式後に発表した声明では「失業率は低く、景気が拡大する一方、インフレ率は低い。金融政策を通じてさらなる経済成長や健全な労働市場、物価の安定維持に務める」との決意を示した。「約10年前の金融危機前に比べて、金融市場が強固で、より耐性があると言えることに感謝したい」とも述べた。