ABCマートの3~5月期、純利益2%増 国内既存店が堅調
エービーシー・マートが4日発表した2019年3~5月期の連結決算は、純利益が前年同期比2%増の98億円だった。国内の既存店におけるシューズ類の販売堅調などが寄与した。
売上高は7%増の746億円だった。スポーツシューズやファッションスニーカーの販売強化や大型連休の行楽に伴う需要も追い風となり、国内の既存店売上高は1.7%増となった。海外は積極的な新規出店により韓国、台湾、米国とも売上高が拡大した。営業利益は4%増の143億円だった。
20年2月期通期業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比4%増の2783億円、純利益は2%増の308億円を見込む。記者会見で小島穣取締役は「3~5月期はおおむね計画通りの進捗」と語った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕