トリプル・ショックに身構える東京市場 円高・株安連鎖の公算
新年最初の取引となる4日の東京株式市場で、日経平均株価は急落が避けられない情勢だ。米アップルの業績下方修正、急激な円高、熊本県で起きた地震。年末年始の連休中、国内外で3つの「想定外」が重なった。「トリプル・ショック」が直撃するハイテク株や輸出関連株には売りが先行する公算が大きい。円高と株安が連鎖する最悪の展開を、投資家は恐れている。
アジアのハイテクも総崩れ、電子部品株に売りか
日本時間4日早朝...
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