株、楽観市場に米雇用の一撃 商品相場が示した「不都合な現実」
3日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、前日比440円(2.02%)安の2万1337円で前場を終えた。低調な米経済指標を受けて景気懸念から前日の欧米株式相場が急落し、日本株に対してもリスクを回避する目的の売りが膨らんだ。日足チャート上には現時点で今年最大となる大きな「窓」(きょうの高値と前日安値との差)が空いた。商品などの市場からの警告も何のその、9月までの割安(バリュー)株シフトの楽...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1393文字