欧米中銀「ハト派人事」で円買い 緩和競争で日本不利
3日の東京外国為替市場で円が買われ、対ドルでは1ドル=107円台半ばと1週間ぶりの高値に上昇した。この日の話題は、欧米で中銀幹部に金融緩和に積極的な人物を登用する「ハト派人事」が相次いだことだ。世界的な金融緩和競争が改めて意識され、早い段階で超低金利が定着してきた日本が不利になるとの見方を強めた投機筋が円買いを進めやすくなりそうだ。
「パウエル議長に対する利下げ包囲網が一段と強まりそうだ」(クレ...
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