株、中国景気改善で吹く追い風 国内の設備計画伸びも好感
名実ともに新年度入りした1日午前の東京株式市場で、日経平均株価は続伸し、前週末比の上げ幅を470円超に広げるなど好調な滑り出しとなった。前月末発表の中国の景況感指数が大幅に改善したことが投資家心理を強気に傾けた。1日朝に日銀が発表した全国企業短期経済観測調査(短観)でも2019年度の設備投資計画が市場予想に反して増加見込みとなり、国内企業の業績に対する悲観もやや和らぎをみせている。
1日午前は、...
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