ドル独歩高 米利下げ観測後退で進むCTAの持ち高解消
「長期的な利下げ局面の始まりではない」。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言が金融市場を揺さぶっている。FRBは7月31日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で10年半ぶりの利下げを決めたが、FRB議長発言を受けて米国の継続的な利下げ観測がひとまず後退した。商品投資顧問(CTA)などが米債券の買い持ち高を外す動きを強め、時間外取引で米長期金利が上昇。米金利上昇に連動して1日の東京...
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