松山、10位タイに急浮上 全英OP第2ラウンド
【セントアンドルーズ(英国)=吉良幸雄】男子ゴルフの今季メジャー第3戦、全英オープン選手権は18日、セントアンドルーズ・オールドコース(7297ヤード、パー72)で日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りを行った。
64位から出た前日、14ホールで8バーディー(2ボギー)を奪い6アンダーまで一気に伸ばした松山英樹は、15番からスタート。2オン2パットのパーとしたが、強風により競技が10時間以上中断。再開後は3ホールを無難にパープレーにまとめて第2ラウンドベストタイの66をマーク。初日64位から、通算6アンダーの10位タイに急浮上した。松山と同組のダスティン・ジョンソン(米国)が10アンダーで単独首位をキープ。1打差の2位でダニー・ウィレット(英国)が続く。メジャー3連勝のかかるジョーダン・スピース(米国)は5アンダーの14位。
松山以外の日本勢7人は藤田寛之がカットラインに2打及ばず2オーバー、高山忠洋と富村真治は3オーバー、池田勇太は4オーバー、小田孔明、岩田寛、手嶋多一は5オーバーでいずれも予選落ちした。大会3勝のタイガー・ウッズ(米国)は7オーバーで、全米オープンに続き2日間で姿を消した。
大会主催者のR&A(ロイヤル・アンド・エンシェントクラブ)は、大会期日を変更し19日に第3ラウンド、20日に最終ラウンドを行うと発表。月曜日への順延は1988年以来、27年ぶり。