ドイツ長期金利マイナス幅拡大 2年8カ月ぶり低水準
イタリア不安再燃で資金逃避
【NQNロンドン=椎名遥香】ドイツ金利が一段と低下(債券価格は上昇)している。15日に一時マイナス0.13%台と、2016年9月以来2年8カ月ぶりの低水準を付けた。米中貿易摩擦の激化による世界経済の先行き不安が強まっているほか、イタリア財政への懸念が再燃し、安全資産とされるドイツ国債への資金逃避が加速した。
ロイター通信によるとイタリアのサルビーニ副首相は14日、欧州連合(EU)で定められた財政...
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