松山は7位、優勝はウィレット　マスターズ最終日

【オーガスタ（米ジョージア州）=奈良部光則】男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ・トーナメントは10日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC（7435ヤード、パー72）で最終ラウンドが行われ、首位と2打差の3位から出た松山英樹は、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算イーブンパー、288で7位だった。

米ツアー未勝利のダニー・ウィレット（28、英国）がボギーなしの5バーディー、67で回り、通算5アンダー、283で優勝。優勝賞金180万ドル（約1億9400万円）を獲得した。

3打差の2位は前年覇者のジョーダン・スピース（米国）と米ツアー2勝のリー・ウェストウッド（英国）。スピースは前半を首位で折り返したが、12番（パー3）で「7」をたたいたのが響いて大会連覇を逃した。

四大大会制覇を狙ったロリー・マキロイ（英国）は、昨年の全米プロ選手権を制したジェーソン・デー（オーストラリア）らと並び、通算1オーバー、10位だった。